もやんもやん

八月末のびーちぱーりー。女だらけ二十名超。肉焼いてる最中に雷雨。テントや車に避難してもらい、それでも少しでも楽しんでもらおうと、ずぶ濡れになってアルコール配ってまわった。雲からかたぶいではないと判断し、我が家への移動を提案。


自分も身内も犬も後回しで、一人ずつタオルや着替えを渡し、湯をはった風呂をすすめ、酒をくばり、土鍋で米を数回炊く。第二陣が到着し、人数はさらに膨れた。飯も酒も旨くて、縁側にビールサーバ置いて、朝方までみんなでわいわい楽しかった。


楽しかっただけに残念だった。ビーチパーリーに関しての準備は想定されていたことだが、我が家の貸し出しは完全に個人の善意だったわけで。さらに、未成年の集まりではなく、どちらかといえば中年の、いい大人の集まりなわけで。まず挨拶とか、自分の使った食器やゴミは下げるとか、深夜に大声を出さないとか、想定以上の人数になる場合の確認とか、宿泊の確認とか、酔っているならせめて後日礼をいうとか、こんなこと自分でいいたくないんだけどさ。


いつもの面子ならまだしも、初めましてとか、あまり面識ないとか、初訪問とか、そのへんてまだ礼節の必要な間柄じゃないかね。当たり前のように飲み食いい散らかして、大騒ぎ。そして、これはいつも不思議なんだが、「明日食器洗うからそのままでいいよ」といわれること。んなことしたら虫大量発生するからみんなが寝た後ひとりで洗っているというに、「いいよ」とはいったい。一段落したころ台所を片しても、再び肉焼いて汚しっぱなし。酒はこぼしたまんま。暑いとか狭いとか文句言い放題で、伺いもなく布団に転がる。大量の缶瓶を洗い表に出している横で。


翌朝、起きたら消えていた人々をのぞき、みんなでキャンプ用品の片付け。でも、室内の掃除や洗濯や使った布団を干すのは、みんなが帰ってからやるのよね。最初からうちで遊ぶ目的で召集かけたなら喜んでもてなすが、会費も払ってるのに緊急避難場所として提供しただけでホストと客という立場になってしまうのだろうか。大勢集まってわいわいやるの好きだし、酒飲む上で粗相も想定内、むしろドンとこいだが、礼儀をおろそかにする人は苦手だ。


一番迷惑をかけてしまった身内の方は、前日までの実習の疲れもあり、雨に打たれてすぐ体調が悪化し、ほぼ飲まず食わずで一人部屋で寝ていた。にも関わらず、騒ぎが落ち着いた頃に、起きてきて台所をきれいに片してくれた。それを手伝ってくれた友人もいたし、みんなの飯を長時間つくり続けてくれ、翌日も片づけを手伝ってくれた人もいた。機材のレンタルを代わりにやってくれた人もいた。帰宅後すぐお礼のメールをくれて、翌日には洗濯した着替えを遠路はるばる届けてくれた人もいた。なんともいえぬ気持ちがたった数人に救われた。おらもそういうしっかりした人間になりたいと思う。こんなこと思ってしまう自分が心狭くていやだなー。