県民大会

日曜日は、引越し前の最後の休みなので、ウートートーをする予定だった。吉日の干潮明けから満潮までの間に、家ヌ主である味噌と塩を、台所に供えるというもの。酒や塩でで薄めた水で、棚や床を拭いたりもするらしいが、それはやらなかったというか知らなかった。これが終わると、家に荷物を運ぶことができるらしい。沖縄だけの風習なのかね。


というわけで、朝っぱらから荷物や掃除用具を積み込み、家に向かったわけだが、すれ違う黄色いリボンをつけた車や人、ラジオの声に我慢できなくなり、ウートートーだけさっと済ませ、掃除は見送って県民大会に行くことにした。荷物を入れている間、庭のシロツメクサに埋もれて飛び回る犬どもに癒される。仕事の休みも少ないし、心から掃除は終わらせちまいたかったんだが、掃除はいつでもできる! 今日しかやれないことをしようってことになった。この身軽さをなくしたら、人生楽しくなくなる気がする。


黄色いタオルやバンダナを購入し、高速に乗って読谷へ向かった。高速下りる前から大渋滞。九万人超が集まったということだが、仲井真の発言はろくでもなかった。容認撤回しなかったことばかりクローズアップして報道されてるとか、足引っ張るにもほどがある。九万人という数に対してもいろいろ言われているが、テレビを見ているだけの人に想像できるだろうか。あの炎天下に人ごみにいることは、本当に体力を消耗するのだ。行きも帰りも大渋滞で、昼夜の寒暖の差は激しい。集まった中には、中高年も多くいたし、島では週休一日の職場がまだ多い。中でもサービス業が多い土地柄なので、日曜に休みをとれる人も多くはない。そんな中での九万人だ。休日を丸々つぶし、疲労を蓄えながらそれだけの人が集まったんだ。あの暑さの中、人にもみくちゃにされながら、声を上げ拍手した。それだけでもう、屋内でダラダラしていたやつらになんか、何一つ意見されたくないんだよ。「ぐたぐた言ってないで容認しろ」とか言ってるバカどもは、とりあえず、自分の家の隣に基地置いて、ヘリが降ってきたり、レイプされたり、ひったくられたり、不法侵入されたりしながら勝手に生きていけばいい。だってそんな目にあっても、「守っていただいてるから」って言えるんだろ。好きにしてくれ。私はごめんだ。だいたい守ってもらってるってなんだよ。守ってもらってるんじゃなくて、あいつらの殺しの支援して、他国の女子どもの命差し出して、自分達だけ生きながらえて、何が守ってもらってるだアホか。平和なのはこの国じゃなく、あんたらの頭の中だ。帰りに窯に寄り、久しい面子でビールとしまーのんだ。たくさん話せてよかったな。