ONE PIECE 1分で読む冬島篇

チョッパ−
 おれ ケンカしたの初めてだ…


ヒルルク
 エッエッエ… そうだろうな 相手が必要だ…
 じゃ こういうのも初めてだろ… プレゼントと… 仲直り………


ヒルルク
 おれ達ァ似てるのさ… だが… だからせめて最後に教えてやるんだ
 お前にだって何でもできるんだってよ…! おれがサクラを咲かすことで!


くれは
 確かにそっくりだよお前達は… 不器用なところがね…


チョッパ−
 ギノ゙ゴ


ヒルルク
 やれるさチョッパ− お前はこんなに優しいじゃねェか…!


くれは
 いいかい 優しいだけじゃ人は救えないんだ! 人の命を救いたきゃ
 それなりの知識と医術を身につけな! 腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!


ヒルルク
 よかった… 病人はいねェのか… おれァてっきり…………… 国の一大事かと…
 何だァ… おれがダマされただけか…


ヒルルク
 人はいつ死ぬと思う…? 心臓をピストルで撃ち抜かれた時…… 違う
 不治の病に犯された時…… 違う
 猛毒のキノコス−プを飲んだ時…… 違う! 人に忘れられた時さ…!
 おれが消えてもおれの夢はかなう 病んだ国民の心もきっと救えるさ…!


ドルトン
 国も……! 同じだろうか…


ヒルルク
 エッエッ ゙受け継ぐ者゙が… いりゃあな…


ヒルルク
 まったく!! いい人生だった!!


ドルトン
 黙れ!! まだわからないのか! このイカれた国を救おうとしたたった一人の男が
 今死んだのだ! 他の誰もが国を諦め絶望する中で…!
 こともあろうにそれを救おうとした優しい医者が今死んだのだ!


チョッパ−
 いじゃを…… おじえでぐだざい゙…! お゙れが゙万能薬゙に゙なる゙んだ!
 何でも治ぜるいじゃなる゙んだ! だって……! だっでごの世に゙…
 治ぜないびょうぎはないんだがら゙!!
……


チョッパ−
 おれの名前は「トニ−トニ−・チョッパ−」! 世界で一番偉大な医者がくれた名前だ!!


ルフィ
 王様だろうと神様だろうと誰が偉くたって偉くなくたって関係ねェんだ!
 おれは海賊だからな!!


ルフィ
 何の覚悟もねェ奴が人のドクロに手ェ出すな!


チョッパ−
 そりゃ… 海賊にはなりたいけどさ…! おれば人間゙の仲間でもないんだぞ!
 バケモノだし…! おれなんかお前らの仲間にはなれねェよ!


ルフィ
 うるせェ! いこう!!


くれは
 湿っぽいのはキライでね 来な! 船出ってのは派手でなきゃいけないよ!


くれは
 さァ… 行っといでバカ息子…


チョッパ−
 おれさ……… こんなに楽しいの初めてだ!