怒れない病

身近な人間に対しては特にかもしれないが、私はあまり腹を立てない。これは長所だと思っていないが、何につけても悲しくなるか呆れるかといった感じで、腹を立てるに至らない。唯一、直接間接関わらず、卑怯なまねをされたと思うときくらいだ。何かにつけてぷりぷり怒っている人を見ると、健全だなあと思う。が、こういう年になると、成長を促すため叱ってやらねばいけない場面が多々ある。実際怒っていなくとも、そういう演出が必要になることもある。それがとても難しい。そも、自分から見て弱者ー未成年であったり、後輩であったり、部下であったりーというものに、強い物言いすらできないのに。それでも、必要なのだ相手のためにその演技が。難しいな。これをさらっとこなす人はたくさんいるんだろうが、格好良いなあ。なんなんだろう。言い返されるのが怖いとか、面倒臭いとかじゃないような。怖いは怖いかも。反発より、一瞬でも傷ついた顔されるのが怖い。雄相手ならそうでもないのかもしれない。なんとか落としどころをみつけねば。