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購入

購入というのは、その品を育てる(つくる)労働に対する、ねぎらいと感謝じゃないのかい。それさえ頭にあれば、値切ることばかりに夢中になるはずはない。だって自分の労働が正当な評価をもらえない、それがどれだけ悲しいことかなんて、社会人なら誰だって知ってるじゃないか。例えば、マクドナルドで百円のバーガーが、コスト十円だとする。街の外れでひっそり営むバーガー屋で七百円のバーガーが、コスト六百円だとする。そうしたら、百円に飛びつくだろうみんな。そうやって正直者がバカをみる世の中が育ってくんだ。アスベストだって、パルスイートだって、便利便利と両手放しで喜んだもんは、いつだって落とし穴が待ってたじゃないか。今常用してるもんだって、数年後には落とし穴ん中なのに。言われる前に気付けるじゃないか。うまい話には穴がある、それだけだ。甘味が欲しいなら、キビを育てて収穫すりゃいい。その手間を惜しむから穴に落ちる。簡単な理屈だ。


手を抜かず心を込めて、この品をつくってくれてありがとう。そう思ったら購入すればいいんだよ。それ以外のものは、必要だって買ってやんない。そんな波さえひろがっちゃえば、悪人はいなくなるじゃないか。貧しいから無理とか、自分だけやっても仕方ないとか、そんな情けないことこと言う大人には絶対ならねー。誰もやってないなら自分がやりゃーいーんだよ。