二〇〇八年秋の帰省

十月十六日 木曜日
フライト前夜、早めに上がって帰ろうと思ってたが断念。けっきょく日付が変わる頃まで。家の戸を開けるといい匂い。高菜チャーハンをいただいた。


十月十七日 金曜日
昨日の残りを朝ごはんに。買い揃えていた土産に、少しだけ買い足して、慌しく空港へ。空港でのんびりお茶計画が消えた。フライト後、到着まで爆睡。携帯には、飛び立った飛行機の写真が届いていた。十月の内地は、思ったより寒くない。土産が多すぎるので、新宿のコインロッカーを拠点とするため、まず新宿駅へ。そこから婆ちゃん家に遊びに行く。婆ちゃんは相変わらず可愛い。弟の話で持ちきりだった。そりゃそうだ。その後、あん時ぶりに佐堀とやすはち。ビール、芋、しまーを交互にやってたら、想像以上に酔う。多分最後足やばかった。その後、agitに行くも、もう飲めませんみたいな状態で、一杯だけ乾杯してごめんさせてもらう。ANCHORに移動し、もう飲めなかってから、ベトナム麺をいただく。あんだけ食ったあとなのによく入る腹だ。しっかし、なんであんなに酔っちまったのか、未だに謎。近くのビジネスホテルへ駆け込み、朝までぐーすか。

  • 11:40〜那覇、15:00〜赤羽、19:00〜新宿

十月十八日 土曜日
偶然入ったその部屋は、東向きの最上階で、大きな窓から、朝日がこうこうと射しこんだ。適当なビジネスホテルだと思っていたから、得した気分。陽射しの中、存分に眠り、ゆったりと湯船につかる。時間に余裕があるって素敵だ。チェックアウトが十一時なのも良かった。駅に向かう途中、お茶を買いたくて、でも売っている場所が見つからなくて探しまくる。やっとこさパン屋で購入。すっかり余所者になったもんだ。

志乃と七恵に連絡し、下総中山駅へ。志乃の仕事の話なんかを聞きつつ、家へ向かう。新築の家は、変わらずきれいだった。よく手入れしてるんだろうな。七恵は母になってもそのまんまだった。いつも通りご飯をいただく。野菜たっぷりで旨い。乳児抱えながらつくるの大変だったろうに。他にも手づくりのデザートとか、持ち寄ったケーキやら、うちら相変わらずよく食って話す。五時間くらいがあっという間に過ぎた。仁結はその間全然泣かなかった。七恵が笑うとつられて笑う。首はもうすわってた。正直子どもとか良く分からんけど、いや大分苦手なほうだけど、仁結は可愛かった。名前を報告された時も、良い名だなあと思った。知り合ってから、十五年も経つ? 三人でいるとバランスがいい。志乃がくれる理解は半端ないし、七恵がいると腹が痛いし。でも本当に困った時に、いつもどちらかが傍にいてくれるのが本当にありがたい。動物の森で遊んで、今度はWi-Fiで〜と解散。


そこから慌てて向かった先は、新宿スペース107。観劇後は、実弟宅のある志村坂上へ。一日で新築二件も訪問とは贅沢。駅まで迎えにきてもらった。豪華な家だった。色んなとこに色んなスイッチがあって変な感じ。我が家は、スイッチなんて玄関にしかないのに。飯をつくってるところだった。ビール、シュークリーム、明太子ポテト、ミネストローネ、カレーをいただく。美味しかった。持ってきた請福と神の河で朝までだらだら飲む。もう全然話も通じない宇宙人みたいな生き物になっちゃったのかと思っていたが、普通に自分の弟だった。弟って感じもしてないんだが。兄弟ではあるな。前向きな感じもしたし、参ってる感じもした。傍から見ていて思うのは、現状の方がずっと良いだろうってことくらいだ。私と違って根が優しい分、色々煮え切らない面もあるんだろう。似てるとか分かるとかは思わんけど、人でなしでなくて良かった。あまり人間関係で苦労せずに生きていってもらいたいもんだ。子は任せろと言ってくれたのが一番の収穫だ。祝儀はずみたいし、貯めておこう(気が早い)。親にはそれまで元気でいてもらいたいねえ。

  • 12:00〜下総中山、19:00〜観劇、23:00〜志村坂上


十月十九日 日曜日
カフェオレ、アップルパイ、ミネストローネをがっつりいただいて、お別れ。また来たいなあ。見次公園を通って駅へ行く。往復ここを通るのは、さぞ気持ち良いだろう。そこから再び新宿へ。その後、コインロッカーに預けておいた土産をごっそり取り出し、千葉へ。車内で睡眠をとり、実家に寄る前に、勝巳とデニーズで待ち合わせ。一緒に新宿へは行けなかったが、やっと会えたのでひとまず良し。いろいろあったようで、少し心配だ。二時間ほどビール片手に話し、別れた。そして実家へ。食事の用意をして待っていてくれた。アルテックで購入した、請福の古酒と豆腐ようが大当たり。うまーい。父さんつぶれた後、母さんと三時くらいまで飲んだ。大変だった時のこと。全部知っている話だけれど、改めてすごい人だと思う。今の私の思うようなこと、若い頃はいつも考えていたんだと言っていた。話したことはないのに、同じようになるもんだねって。

  • 14:00〜観劇、 20:00〜 地元、21:00〜実家


十月二十日 月曜日
弟のとこで話題が上がったことを伝えると、とんとん拍子に村上さん宅にお邪魔することが決まる。何年ぶりだろう。十数年ぶりか。うちの家事全般をしていた綺麗なお婆ちゃん。おやつもご飯も、この人から貰っていた。よく一緒に編み物をした。実の祖母より近い人だった。今は八十代だそうだが、相変わらず素敵な人だ。私が小さい時に持っていたウサギのぬいぐるみ。ある日、母が処分しようとした時、捨てるならと貰っていったそうだ。何年も経って、母が家を訪ねた時、きれいに洗われたそのぬいぐるみが飾ってあったらしい。懐かしさのあまり、もう一度それを譲ってもらったんだそう。今は実家に飾ってある。


それから房総旅行へ。讃岐うどん三玉食って、アウトレットに寄って、腰古井酒造寄って、勝浦のブルーベリーヒルへ。部屋付とは思えない贅沢な風呂を楽しんで、周りを散策後、Zackばらんで食事。伊勢海老のお造りにリゾット、さざえつぼ焼き、かさご姿造りとアラ汁、あわびステーキ、なめろう。よい値の冷酒が美味しかったなあ。三名で三万くらい。いやーよく食った飲んだ。すげー旨かった。代行で宿に戻り、酒造で買った酒飲みなおそうとするも、両親さっくりつぶれる。仕方ないので、一人でお風呂ビールして電話して寝た。

  • 10:30〜村上家、12:00〜勝浦
  • Zackばらん/勝浦市墨名800-1 /0470-73-8300




十月二一日 火曜日
窓からは、朝日の射す海がきれいに見えた。携帯に届いていた謝罪メールに驚く。朝風呂に入って、ゆっくり朝食をとって、おかわりもして、お土産を買って、勝浦の朝市へ。塩辛と、アサリの佃煮を購入。ぶらんきぃで食べよう。市で、昨日の店のおかみさんに会った。帰りの車では何故か眠りこけてしまう。家からは、父さんが空港まで送ってくれた。アクアライン前にガソリンスタンドが見つからず、探しまくった。ちょっと楽しかった。沖縄は、まだ夏だ。夜、空弁工房で仕入れた五目散らしと満願堂の芋きんを一緒に食べた。木製のイルカは気に入った様子。とらやの羊羹はおあずけ。

  • 19:00〜沖縄


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