読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

久高島

日を追うごとに朝が辛そうな奴らの尻をはたきつつ、いざ久高島。出発するや否やバケツの水をひっくり返したような雨。フェリーに乗り込む頃にはすっかり晴れた。食事処けいで、沖縄そば、ごーやーちゃんぷるー、カレーをもりもり食し、集落を抜けて、ぴさ浜へ。そのまま海と畑にはさまれた土道をのんびり歩く、騒ぐ。カーベール岬が近づいてくる。琉球の祖神アマミキヨはどうやって海を渡ったのかなどと話しながら歩くその道がどこまでも続いていそうで、神々の島かーと改めて思った。岬で小休止、転がったり、つつかれたり、照れたり。佐堀は、日常でないが故にこぼれる言葉があるから旅は良いのだと言っておった。なるほど、そういうものか。



もう一雨きそうな空になり先を急ぐことに。貯水池を過ぎ、ロマンスロードを甘いトークで進み、聖地クボー御嶽へ。女だらけなのに甘え、少しだけうーとーとーさせてもらう。自転車のまま乗り込んでいく男女に驚いた。島にくるなら、こういう非常識は本当に止めてもらいたい。今書きながら思ったが、あの場で制止すべきだった。どうも余所者だからでしゃばっちゃいかんと思い込んでた。


探検しながら島一周し終わる頃には、オリオン禁断症が発生。畑のおばーに道を尋ね、内間商店でビールとつまみを入手。おじーに遊ばれちゃいましたよ。海へでてオリオン! 一瞬見えた雲はどこへやら、青い空、強い日差し、喉はカラカラ。あっという間に四本空け、早々にいいあんべえに。風が強かった。楽しかったな。みんなと犬どもと。けっこうまだまだ若いじゃねえかうちら。酔いを醒まさぬよう島を飲み続け、日没前にぶらんきぃへ突入! 気力があるうちに、貸切のうちに唄い踊り狂って、さっさとつぶれた。最後の夜だから寝たくねえと島を買って帰り、乾杯してねばった。けど無理だった寝ちゃった。我らがつぶれた後香奈子の書いた日記を読みまたじんわり。熱いね青いねうちら! ひと足早い夏休みみたいだったな。小学生の夏休みみたいだったな。連日の酒盛りはこれでお仕舞い。でも夏本番はこれから!ガキみたいにはしゃいで、くっだらないこと話して、泳いで、野しょんして、浴びるほど酒飲んで、がーがーいびきかいて寝て、こいつらがいる限り、ずっと夏休みがやってくるんだろうな。