二〇〇八年

年が明けた。初夢は見たように思う。内容は覚えていない。毎年こうだからもったいない。鍋など食ってのんびりして、悩み始めた。外は寒い。しかも予定通り年明けと共に月のものがきたもんで、本来なら家から一歩だって出たくはない。が、意を決して出かける仕度。気合を入れ、たっぷり着込み、犬どもにも着せ、カバンに布を敷き詰め、お散歩セットと、セルモーター用のハンマーをポケットにねじ込み、バイクにまたがった。


普天満様まで約20?弱?嘘かも。よく分からん。数字で見るとたいしたことないんだな。この日はとにかく北風が凄かった。気を抜くとすぐにハンドルを取られる。半分過ぎたところで、無事帰れるのかと非常に後悔。小雨もちらついてきた。エストレヤさんは婆ちゃんなんで、夏場だってこんなに走ったりしない。だが進むしかないから進む! 無事一年ぶりの普天満様にたどり着き、凍えきった犬どもと一緒に、昨年一年間の御礼へ。そしてちゃっかり今年のお願い。昨年は健康でした。常に体調が良いということは、心体ともに落ちようもなく、全ての充実への近道ということを文字度通り体で思い知り、幸せだったわけであり、だがしかしいい加減体調管理くらい神頼みしてないで自分でせねばと思い、今年のお願いは、父さん母さんに悲しいことがありませんようにしてみた。決めてたんだけどさ年明け前から。


私はせこいし人間小さいので、年に一度のお願いが他人事っていうのはけっこう勇気がいったわけで、でもまぁ自分とか犬どもは、私がこの手で幸せにしてやれるからな! 話を聞くだけで、何もしてあげれないから、せめてこれくらい。


御籤は今年も大吉だった。ありがたい。総合的に、色々あれど最後には良いようになるからという意味だった。それが近い将来なのか遠い将来なのか分からんが、まぁそういうもんだよな人生! 良いお言葉を有り難うございます。


普天満様は、船舶の安全、大漁、五穀豊穣、交通安全、会社隆昌、商売繁盛、縁結び、安産、初宮参り、学業成就等など結びの神様(諸願成就)。熊野権現を合祀してあり、、普天満宮は熊野那智末吉宮が熊野新宮、識名宮が熊野本宮にあたる。この広い沖縄で、最初に暮らしていたのが末吉宮の近所、今は識名宮、ずっと参っているのは普天満宮。何か不思議な結びを感じる。


たこ焼きだのイカ焼きだのタコスだの色々買って帰宅。体温戻すのに数時間かかったものの、体調を崩すこともなく、月のあれなのすっかり忘れて食いすぎ、深夜に腹痛でのたうったくらいで済んだ。今年は身体への御加護はないものと思い自己管理に努めようと改めて思わされた元日。