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ちむぐりさ

穴を掘り木を植えて

知事選が終わった。公約を守るとか戦略云々は置いておくとして、最重要課題でみれば、「新基地建設反対」が「経済振興訴」に64.45%の投票率で負けたことになる。なんて平和な国だ。事前調査でも関心度は「経済の活性化」52%、「基地問題」は26%だった。結果もそうであったように、最優先させるべきは経済問題。確かに沖縄の経済は、日本のそれに追いついてはいない。失業率も高い。が、世界的にみればそうでもない。昔からこの島に流れるもの、自分が貧しくても他人は傷つけないといった「肝苦さ」は今も変わらず流れてるんだろうか。


今朝の社説にはこうあった。

有権者の中に、県民意思を無視しても、政府は「普天間」代替施設を強権的に建設するという諦めにも似た受け止め方があったのかもしれない。仲井真氏は「条件次第で基地容認」を訴えてきたが、基地についてはむしろ「新基地は造らせない」という糸数氏の主張が一定の支持を集めたのは確かで、仲井真氏の基地政策がそのまま容認されたと見てはなるまい。同時にこれからの基地問題への対応について、有権者一人一人が大きな責任を持つべき時期にきていることを肝に銘ずる必要があろう。


仲井真氏は暫定ヘリポート案を支持している。その後は「地元の声を聞きながら解決を図る」と述べたが、「地元の声」とは一体何なのか。96年の県民投票で89.09%が「米軍基地の整理・縮小」などに賛成したことを考えれば、「普天間」移設は県外か国外にというのが県民総意であり、これが原点だということを忘れてはなるまい。「基地の受け入れか振興策断念か」という二者択一をちらつかせる政府に不信感を抱く県民は多い。


確かに基地問題に関しては、誰が知事に選ばれようが・・・といったところはあった。政府の卑怯なやり口と、一部県民の無関心があるままではどうにもならない。基地を跳ね返せば広大な土地が空くのに。経済振興なんて、そこから考えりゃいいのに。誰も彼もが個人利益にしか興味がなくなったら、どんな世の中になるんだろ。


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