無意識下の被害者的傲慢

今週、妻が浮気します


今さらだけど、OKwaveの「今週妻が浮気します」を読んだ。回答のみですが。読み終えてビックリ。どう考えたってこうなるのが1番良いんだけど、こんな解決があるんだって衝撃!人生まだまだ知らないことだらけですわ!


家族でもなんでも人と暮らすって、目に見える問題よりも怖い事があるんだなぁと最近気付いてきた。思い返せばなんだけどさ。人の意識下には、『許す』とか『耐える』的な感情が意外とのさばってる。おこがましいものだから前面に出してる人は少ないと思うけど。許したり耐えたりし続けると段々と傲慢になる。気持ちが。下手したら態度が。それは隠してても滲み出る。どうしようもなく鈍い人とか、相手に関心ない人とかは気付かないのかもしれないけれどそれはそれで別問題だから置いといて。傲慢になるってのは、「オレは寛大になってやったのにその態度はなんだ」とか、「アタシは人知れず耐えてんのにアンタはどうなの!?」とかそういうもので。脳内で勝手に悲劇に酔うから、相手に対してカチン!とくることが無駄に増える。傍から見ると、優しい自分だったり辛い自分だったりに酔ってるのが見てるだけで気持ち悪いし、そうじゃなくても傲慢な態度は冷める。何って感情が。ドン引き! お互いがお互いにそんなことを繰り返し続けると終わる。気持ちが終わって関係が終わる。悲しい。知らず知らず関係を蝕むってとこが最大の恐怖だ。こんなこと常識なのかもしれないけれど、あまり具体的に意識した事はなかった。耐えるとか許すってそもそも美じゃない!って気持ちが根底にあれば回避できる事だったのか。逆に自分がより意識することによって人にされた時、余計鼻についちゃうかもしれんが。

でも、この夫婦みたいに修復できる関係なんてなかなかないだろうから。死んだ感情は戻らない。この嫁さんは惚れ直したとか許したのではなく、本当に初めてこの時惚れたんじゃないかね。そんなこともあるんだなぁ〜と。結局、虚勢とかっていらないんですな。勝ち負けとか、損得とか、自己愛とか全部捨てて裸で話し合えば、まだまだ捨てたもんじゃないって事がたくさんあるのかもしれないね。盲点でした。どんな状況でも希望は持てるんだなってすごく良い話だった。離婚ネタって他人の不幸を覗き見るような娯楽だったのに、こっちはそんな興味本位なのに暖ったかくさせてもらったような、仇を恩で返されたような気分ですよ。


注:今週妻が浮気します
結婚5年目2児の母である妻と、その浮気相手の密会情報を事前入手。旦那は掲示板で相談するうちに、自分の中にある傲慢さと妻の愛がもう自分に向いていないことを悟っていく。度重なる浮気について被害者意識を隠したまま過剰な反省を求める夫とその傲慢さにどんどん冷める妻。修復不可能かと思えたその関係だった。が、離婚の話し合いが進む中、全ての鎧を脱ぎ捨てて号泣する夫を妻は初めて好きになった。