アスベスト

アスベスト石綿(いしわた、もしくはせきめん)とも呼ばれる。綿のように柔らかな天然鉱物繊維で、火にくべても燃えない。そして非常に安い。「奇跡の鉱物」などと呼ばれ、大量に使われてきた。しかし、これを吸い込むと、肺胞に石綿が詰まって呼吸ができなくなる「アスベスト肺」や「悪性中皮腫」になる。潜伏期間が30年から40年と非常に長いことから「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。石綿は鉱物で非常に安定的な物質。これほど安定したものでなければ、何十年も潜伏はしない。


世間では1987年、学校の天井や壁に、発がん物質アスベストが吹きつけられていることが報道され大騒ぎになる。1995年、阪神大震災で壊れたビルを解体するとき、大量のアスベストが飛散して大問題になる。地下に眠っていた石綿を掘り出し、世界中で使ってきたため、欧米では膨大な被害者が出てる。既にに欧8ヵ国では使用が禁止され、日本では1995年から、青石綿と茶石綿の使用は禁止された。通常の使用では安全と言い続けながらアスベストの使用を認めてきた国土交通省。すべての石綿を禁止対象とする政府見解が発表されたのは、2002年6月。しかし、厚労省は一部の製品を禁止しただけで、全面禁止に踏み込めなかった。最近やっと2008年までに全面禁止とする方針を決めた(遅


この背景には、行政が健康よりも利益を優先し、業界と一体になって政策を進めてきた実態がある。ああパルスイートの記事とそっくりに!


安くて便利な化学製品は、いずれボロを出す。開国後に入ってきた便利グッズは1度全部を疑ってみなくては。環境は科学の力でなんとかなるとか、この星がダメになるころには、他の惑星移住が可能になってるとか・・・ 発言も発想もお粗末すぎる! 自分の身が危険に晒されてから慌てるのはなんて滑稽だろう。私達がしたことによって、被害を受けつづける動植物がいるのに。

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毒を食らって痩せる=http://d.hatena.ne.jp/manabitch/20050308/